日豪両国で放射線科専門医資格を持つ医師による、画像診断・コンサルティング・低侵襲治療(ペインクリニック・IVR)外来を開始します。Medicare cardを使われる場合と、プライベート健康保険の場合 とで内容が若干異なりますので、ご注意ください。新型コロナウイルス蔓延防止対策として、オンラインでのコンサルティングサービスも実施します。
詳しくは下記(診療までの流れ)を参照ください。
Medicareをお持ちの方 (永住者・オーストラリア市民の方) | プライベート保険をお使いの方* (駐在員・短期滞在・学生の方) | |
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診療までの流れ | 当院受診・検査の前に、必ずかかりつけ医(GP)あるいは専門医を受診していただき、依頼書を持参して頂く必要があります。検査前や検査後にコンサルティング外来で、最適な検査プログラムの作成や説明(Medicareでは原則として対面形式でのみ実施可能)をご希望の方は、別途 ☞ radiology specialist consultation requestedと記入された依頼書が必要となります。 | かかりつけ医(GP)あるいは専門医の受診は必須ではありません。直接来院・受診される場合は、検査前あるいは当日にコンサルティング外来を受診していただき、ご希望に応じて最適な検査と治療を提案致します。オンラインでの対応も可能です。 |
検査内容 | X線・エコー・CTおよびMRIを含むほぼ全ての画像診断検査と低侵襲治療が可能です(X線検査は予約不要)。Medicareの規定により、同日一度に施行できない検査・部位がありますので、詳細はお問い合せください。 | X線・エコー・CTおよびMRIを含む全ての検査・低侵襲治療が可能です。同日に全ての検査が一度に施行可能です(X線検査は予約不要)。また、認知症の定量解析(頭部MRI)や3D画像再構成・定量解析(CT)なども必要に応じて施行します。 |
費用 | Medicareのルールに基づき、MRIを除く多くの検査とコンサルテーションでBulk billing serviceが適用(条件あり)されますが、Medicareでカバーされる検査とカバーされない検査の混合診療・検査も可能です。 | MRIを含む全ての検査・治療が保険診療の対象となります。検査終了後に窓口で検査費用をお支払いいただき、その後各保険会社で還付手続きをして頂く流れになります。 ご希望されるサービスに応じたパッケージをご提案致しますが、保険でカバーされる検査・治療内容・限度額は、保険会社や保険の種類により異なる可能性がありますので、事前にご確認頂くことをお勧めします。 |
結果説明 | 検査結果は原則として紹介元へ報告し、説明は紹介医から受けて頂きますが、 依頼書( ☞を参照)があればコンサルティング外来(日本語による詳しい結果説明) も可能です。ただし、英文での診断レポートしか発行できません。 | 結果は、検査終了後に当院外来にて直接日本語にて医師から説明させて頂きます。企業健診等で必要とされる一般血液検査・消化管内視鏡(胃カメラ)・心電図・便潜血検査等は、近隣の提携クリニック・病院で同日内にすべて終了できるよう対応しています。画像診断レポートは英文・日本文どちらも選択可能です。 |
* Work cover compensationを利用される方は、雇用主および会社が契約されている保険会社にまずご相談ください。直接受診はできません。ご不明な方は、連携するOccupational health clinicを紹介致します。
<検査費用の比較> | 日本で健康保険(3割負担)で検査を施行した場合 | オーストラリアでBulk billingで検査を施行した場合 |
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胸部CT検査と腹部エコーを受けた場合 | 約7500〜10000円 (自己負担額、診察に関わる費用含む) | 自己負担なし (Bulk billing が適用された場合) |
頭部MRI検査と腹部CTを受けた場合 | 約11000〜14000円 (自己負担額、診察に関わる費用含む) | 約200-250ドル(混合診療による自己負担分) |
人間ドック(CTおよびMRI) | 自費診療。おおよその目安は15000円から40000円です。 | 制限があるため、コンサルティング外来にて説明させて頂きます。 |
昨今の出入国規制や受診者の皆様の時間的・経済的負担を勘案し、当院では日本で健康保険制度が適用された場合となるべく近い額になるよう配慮した、健康診断プログラムの作成・最適な検査の選択を行っております。検査内容の詳細は、受診時に担当医師まで直接お問い合わせください。